親知らず抜歯後の神経麻痺が奇跡的に改善した
神奈川県/23歳・女性・会社員
以前より右の奥歯がうずくことがありましたが、2~3日がまんすると自然と痛みがなくなっていたので、いつも歯科医院には行かず、そのまま放置していました。
ところが今回はいつもと様子が異なり、日々痛みが強くなるばかりで、食事はおろか痛くて睡眠も充分にとれなくなってしまいました。右のあごまで腫れてきたので、がまんできず歯科医院に駆け込みました。
「歯茎が化膿しています。すぐに抜きましょう」と言われましたが、親知らずが奥歯に斜めに食い込み、根が深く張っていました。麻酔をかけて歯茎を切開して抜くことになりましたが、なかなか抜けません。やっと抜けたときには、奥歯の下のあごの神経を傷つけたようで、右あごから口の中右半分の感覚がなくなり、舌も右半分は感覚がなくなりました。「神経が傷ついているので、感覚麻痺が治るのはむずかしいかもしれません」と言われ、とてもショックで涙が止まりませんでした。
自宅に帰り、母に話したところ、「すぐに光線療法をすれば、治るかもしれない」と励まされ、会社も休んで3001-4008番の治療用カーボンで、毎日7時間くらい患部を中心に光線をかけ続けました。
すると、光線照射3日目のことです。いままで感覚がなかったところが、うずくような感じがしてきました。翌朝には、抜歯をして縫ったあとがズキズキし、舌の右半分の感覚が戻っていました。
歯科医院で調べてもらったところ、傷つけたはずの神経が回復していたのです。歯医者さんも「奇跡だ」と言って驚いていましたが、私はうれしくて、また涙が止まりませんでした。その後、半年が経過していますが、違和感はまったくありません。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著