炎症を悪化させる熱エネルギー不足
また、過労、睡眠不足、天候の変化などのストレスが加わると、肥満、運動不足、過保護などでからだを動かすことが減る。冷たい飲食物をとりすぎることで、全身の血行が悪くなり、からだが冷えてくる。全身の冷えで熱エネルギーが不足すると、気管支の自然な機能や免疫機能が悪くなって、気管支の炎症をさらに悪化させることになる。
喘息発作にステロイド剤や強い気管支拡張剤が使用されるが、発作を繰り返すと薬剤量が増え、さらに強い薬剤への変更など、薬剤の副作用に悩まされることになる。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著