胆石症 3
【治験例 4】
■胆石症
◆65歳/男性
◆症状の経過:62歳のとき右上腹部に痛みがあり、検査で胆石症と診断された。胆石は胆嚢に無数にあり、さらに胆管にも2個あるといわれ、手術を勧められたが、様子をみるため光線治療を始めた。
◆光線治療:1000-3001番の治療用カーボン使用し、両足裏部、両膝部、腰部、背正中部各10分間、腹部5分間、背正中部を15分間照射。右上腹部が痛むときには肝臓部を15分間追加。
◆治療経過:2年間の光線治療を継続し、検査を行ったところ胆管の石はなく、胆嚢の石も数が減り小さくなっていた。胆石を溶かす薬は服用していなかった。
【治験例 5】
■胆石症
◆46歳/女性
◆症状の経過:44歳のとき胃ポリープと診断された。同時に胆石が多数発見された。微熱もあり薬を服用していた。内科的治療で改善がみられず、光線治療を始めた。
◆光線治療:3001-4008番の治療用カーボン使用し、両足裏部、肝臓部、背正中部各10分間、両膝部、腹部、腰部、後頭部各5分間照射。
◆治療経過:5ヵ月間光線治療と内服を続けた結果、再検査では胆石が小さくなっており、数十個の胆石が3個に減っていた。胃の症状も安定している。
(財)光線研究所「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著