解毒作用
可視総合光線が新生児重症黄疸に利用されるのは、青色領域の光線が血中のビリルビンを体内で処理しやすい状態に変化させるためです。また可視総合光線は、肝臓や腎臓の機能を働きかけ解毒作用を活発にします。
全身に酸素を運ぶ重要な役目を果たしている赤血球の役目が終わり、破壊された際にできるのがビリルビンです。 ビリルビンは肝臓で処理されて胆汁の中に排出されます。排出がうまくいかないなどビリルビン量が増え過ぎてしまうと、後遺症が残ってしまうことがあります。
(財)光線研究所 (「可視総合光線療法・理論と治験」黒田一明著)
※当院では新生児重症黄疸の治療は行っておりません。