10年前も悩まされた不眠症が改善した

 千葉県/64歳・女性・主婦 

 若いころから、疲れやすい体質でした。いつも全身の重だるさがあるので、動くのも億劫になりますが、かといって寝込むようなことはなく、だるいだるいと言いながら仕事を続けてきました。 

 50歳ごろには、しだいに寝つきが悪くなりました。朝までよく眠れず、夜中に何回も目が覚めて、日中もすっきりしない日が続くようになりました。

 受診した内科で更年期障害と診断され、いっときはホルモン剤を服用しましたが、全く改善がなかったので、睡眠導入剤に変更してもらいました。すると、睡眠導入剤の服用で、以前よりは眠れるようになりましたが、1週間のうち半分ほどしか満足な睡眠はとれませんでした。

 60歳を過ぎてからは、体力の低下を感じるようになったので、サプリメントを飲むようになりました。

 ところが、かえって異常な疲労感と耳鳴りを感じるようになったので、すぐに中止しました。昨年暮れには、風邪をこじらせて胃炎になり、20日間も入院しました。

 退院後、友人から「体力がつくよ」と光線治療を紹介されたので、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診しました。

 貴所では、「からだの冷え、とくに下半身の冷えを指摘され、冷えが改善すれば自律神経のバランスがよくなって、体調も改善します」とアドバイスをいただきました。

 自分では、からだの冷えを意識していませんでしたが、貴所で光線治療を受けた日は夜まで足が温かく、とても気分よく過ごせました。何年かぶりかで熟睡し、翌朝は気分よく起きられました。

 すぐに治療器を用意して、自宅でも光線治療を始めました。治療開始1週間ぐらいで、睡眠導入剤を飲まなくても朝まで眠れるようになりました。頭痛や胃もたれも出てきて、本で調べたらうつ病の症状に似ていたので、慌てて貴所(光線研究所付属診療所)を再診しました。

 治療法を変更して2カ月経過しましたが、だるさもほとんど感じなくなり、睡眠状態も安定しています。

◆光線治療(最初の治療)

治療用カーボン:3001-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②を各10分間照射後頭部③・左右咽喉部④を5分間照射。⑦①②は集光器使用せず、③は1号集光器使用、④は2号集光器使用。

◆光線治療(変更後の治療)

治療用カーボン:3000-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦10分間照射、両足首部①・両膝部②・腹部⑤・腰部⑥・後頭部③・左右こめかみ部㊱㊲・前額部⑮を各5分間照射。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、③は1号集光器使用、㊱㊲⑮は2号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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