潰瘍性大腸炎が改善、とてもうれしい

 光線治療を愛用して、30年あまりになります。 

 2年前に夫が突然他界し、その直後から血が便が出るようになり、病院で大腸炎と診断されました。一時はよくなったのですが、去年の夏に再発し、通院しています。病院の院長先生から、「慢性化しているので、繰り返しやすい」と言われました。

 そこで、光線治療で治したいと思い、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)に相談して、光線治療を始めました。しかし、10ヵ月間ずっと光線治療を続けましたが、残念ながら症状が悪化し、下痢や下血、1日4~5回排便が続くようになりました。

 悪いことには、とても落ち込んでしまいました。病院の院長先生から、「ストレスが多分にあるから、リラックスして、のんびり何も考えないで暮らしなさい」と言われ、薬を処方してもらいました。

 「もう一生治らないのかな」と思ったり、「負けてたまるか!」と思い直したりして、再び貴所に相談しました。貴所では、「潰瘍性大腸炎でも、光線治療でよくなっている方はたくさんいますから、希望を持って治療してください」と元気づけられ、治療用カーボン:1000-3001番に変更する指示をいただいて、光線治療を続けました。

 症状はよい日も悪い日もありましたが、必死に光線治療を続けました。治療用カーボンを替えて1ヵ月ほどで、お腹がとても楽になってきました。病院の院長先生にも、「腸の毛細血管がきれいに出てきて、よくなってきている」と言われました。

 3ヵ月過ぎたころから、血便も下痢もなくなり、快便となってきました。院長先生にもとてもよくなっていると言われ、薬も1種類に減りました。

 どんどん悪化したときは、本当にどうなるのかと苦慮しましたが、光線療法でよくなって、こんなにうれしいことはありません。また悪化しないように、しっかり光線治療を続けたいと思います。

◆光線治療 

治療用カーボン:3001-4008番から、途中で1000-3001番に変更。

照射部位・時間:両足裏部⑦を10分間照射、両足首部①・両膝部②・腓腹筋部㉙・後頭部③を各5分間照射、腰部⑥・左右下腹部㉓㉔を各5~10分間照射。⑦①②㉙⑥は集光器使用せず、③㉓㉔は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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