Ⅱ度の背中のやけどがきれいに治った

 北海道/68歳・女性・主婦

 私が光線療法を始めたのは、6年前に交通事故に遭ったときです。治療を受けた病院では、もう治っていると診断されたあとも、足首や膝や腰の鈍い痛みがとれず、掃除や炊事、買い物などが思うようにできなくなりました。思い悩んでいたとき、親友から光線治療を教えられました。 

 初めて照射した日から、からだが温かくなり、熟睡できるようになりました。光線照射を重ねる度にからだの重だるさがとれ、1ヵ月くらいで事故前の元気な体に戻りました。それ以後は、下半身を中心に体調管理に使っていました。

 今回はやけどの治療報告です。昨年12月、鍼灸師の娘に吸い玉治療をしてもらっていました。そのとき、娘の手がすべって、背中の右側にアルコールランプを落としました。落ちた拍子にこぼれたアルコールに火がついて、右肩甲骨のあたりにやけどによる大きな水疱ができました。

 病院ではⅡ度のやけどで、水疱が消えるまでに3~4週間、皮膚の状態が元通りになるまで数ヵ月必要だろうと診断されました。感染予防のため抗生物質入りの軟膏をつけて、ガーゼ交換に通院するように言われました。自宅に戻ってもヒリヒリ、ズキズキした痛みがあり、その晩はとても眠れそうにありません。

 そのとき、光線療法はやけどにもいいよと、貴光線研究所発行の『光線研究』紙に体験談があったのを思い出し、早速光線照射を行ってみました。まあ痛みがあり、少し熱もあったので、少し怖かったのですが、いつもより少し距離を離して光線照射しました。光線が当たっている感じはあまりしませんでしたが、15~20分くらい経ったころに、痛みがやわらいできました。気持ちもよく、気分も落ち着いてきたので、そのまま1時間ほど照射を続けました。不思議なことに、そのころはほとんど痛みがなく、ぐっすり眠れました。 

 その後も毎日照射を続けたところ、なんと2週間後には、きれいな肌に戻りました。

◆光線治療(交通事故後遺症)

治療用カーボン:3001-4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥を各10分間照射、後頭部③を5分間照射。⑦①②⑥h集光器使用せず、③は1号集光器使用。

◆光線治療(やけど)

治療用カーボン:3001-5000番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・両膝部②・腰部⑥を各10分間照射、そのあとに背中の患部(右肩甲骨のあたり)を20~30分間照射。⑦②⑥は集光器使用せず、背中の患部は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

 

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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