ピアノの練習での腱鞘炎の痛みが消えた

 埼玉県/35歳・男性・ピアニスト

 プロの演奏家になって、今年で15年目になります。演奏会のある日でも1~2時間、ふだんは毎日5~6時間はピアノを弾いています。若いころは、1日に10時間以上弾いていました。慢性的に首や肩にこりや痛みを感じていましたが、指が腫れたり、痛むことはありませんでした。

 ところが3ヵ月前、右の小指が開きにくく、小指のつけ根に力を入れると痛みを感じました。日常生活では全く気になりませんが、ピアノを弾いていると、時間とともに右小指の動きが悪くなるので、イメージ通りの音が出せなくなりました。

 演奏家にとっては死活問題です。整形外科を受診し、レントゲン撮影、筋電図、血液検査などの検査を受けましたが、骨にも神経にも異常はなく、使いすぎによる腱鞘炎と診断されました。

 「最高の治療は休むことです」と言われ、湿布薬を処方されました。しかし、3歳でピアノを始めて以来、何日も練習を休んだことはありません。練習時間を減らしましたが、指の状態は改善せず、むしろ痛みが強くなりました。

 そんなとき、友人が光線治療を紹介してくれました。筋肉のこりや痛みが楽になるというので、貴付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診し、光線治療を受けました。

 最初の15分間の光線治療で、からだが内側から温まり、首から腕にかけて筋肉がゆるんでいくのが実感できました。右手を照射してもらうと、小指のつけ根周囲の硬くなっていた筋肉が、どんどんやわらかくなっていきます。光線治療が終わったころには、小指のつけ根の引っかかるような嫌な感じがなくなりました。小指を広げても痛みはなく、まるで狐につままれているみたいでした。

 帰宅してから、早速ピアノを弾いてみました。小指は痛みもなく、なめらかに動きました。わずか1回の光線治療でよくなるとは夢のようです。

◆光線治療

治療用カーボン:3001:4008番。

照射部位・時間:両足裏部⑦・右手(小指中心に表裏)・右後肘部㉞を各20分間照射、両膝部②・頸椎下部㉜を各5分間照射。⑦②は集光器使用せず、右手(表裏)・㉞㉜は1号集光器使用。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・実践治療 報告集」黒田一明監修

 

kiichiro2
  • 大和市中央林間で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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