精神安定剤なしで、朝まで熟睡が可能

【治験症例 7】

 不眠症

 38歳・男性・会社員/身長170cm・体重55kg

◆症状の経過 

 1年ほど前から仕事が忙しくなった。帰宅時間が深夜になることが多く、ベッドに入る時間も不規則で、睡眠のリズムがくずれてきた。入眠後も1~2時間ごとに目が覚めて、熟睡感を得られなくなった。からだの冷えが強く、下痢や便秘を繰り返し、鼻詰まりがあったが、これらの症状が強くなり、食欲も低下して体重が5kgも減少した。病院で軽度のうつ病と診断され、精神安定剤と冷えを改善する漢方薬を処方された。

 思い切って仕事先(会社)を変え、引っ越しをして環境の一環を図ったが、中途覚醒は治らず、終日、頭重感が続いていた。知人の紹介で当付属診療所(光線研究所付属診療所)を受診した。

◆光線治療

 治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦・両足首部・両膝部②各10分間、腹部⑤・腰部⑥(以上1号集光器使用)・後頭部③・左右咽喉部④・顔(眼・鼻)部⑯(以上1号集光器使用)各5分間照射。⑦①②⑤⑥以上集光器使用せず、③⑯以上1号集光器使用、④は2号集光器使用。

◆治療の経過

 1日おきに通院治療を行った。精神安定剤の服用は続けていたが、治療開始から1週間で中途覚醒しても、その後すぐに眠れるようになった。治療1ヵ月後には、からだが温まり、便通が整い、鼻のとおりもよくなってきた。気持ちも積極的になり、その後、自宅治療を開始した。

 治療2ヵ月目には、連続して8時間眠れるようになり、朝もスッキリ目覚め、頭重感も解消した。

 治療3ヵ月目には、精神安定剤を使うこともなく、朝までの熟睡が可能となった。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 大和市中央林間で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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