幼少期から悩み続けた視力が回復した

 広島県/55歳・女性・主婦

 小さいころから、乱視と近視で悩まされてきました。子ども時代、メガネのレンズは牛乳瓶の底のような厚みがあり、学校では常にいちばん前の席で授業を受けました。眼科にも通院しましたが、いつも「これ以上悪くしないように」と言われるだけでした。視力回復の効果をうたう民間療法もいろいろ試しましたが、どれも効果を実感することはできませんでした。

 社会人になってからもコンタクトレンズを使い始めましたが、何回も結膜炎を起こし、つらい思いをしました。眼科の診察では、涙の量が少なく目が乾きやすいので、眼球が傷つきやすくなるためと言われて、常時点眼薬が手放せない状態でした。

 50歳代に入ると、老眼や白内障の影響もあるのか、ますます細かいものが見えづらくなりました。とくに右眼だけで見ると2m先にある額縁の絵が、何を描いてあるのかわからない状態でした。屋外で近所の人とすれ違っても、間近に来るまで誰だかわからず、挨拶しそびれそうになることもしばしばありました。

 そんな折、親友から光線療法の話を聞きました。「からだ全体の調子がよくなり、続けているといつの間にか悪いところがなくなってしまう」と夢のような話をしていました。にわかには信じがたい話ですが、非常に熱心に勧めてくれたので、とりあえず1ヵ月間だけ治療器を借りて、次の処方で照射してみることにしました。

治療用カーボンは3001-5000番を使用し、両足裏部⑦10分間、両足首部①・両膝部②各5分間、肝臓部㉗10分間、後頭部③・眼部⑯・左右こめかみ部㊱㊲各5分間照射。⑦①②以上集光器使用せず、③⑯以上1号集光器使用、㉗㊱㊲以上2号集光器使用。

 光線照射を始めて1週間目で、何だか以前より物が見えやすくなった感じがしました。光線照射は思っていたより気持ちがよいし、親友に言われたように続けてやると、眼もよく見えるようになるかもしれないと思えるようになりました。 

 1ヵ月間続けたところ、以前見えなかった額縁の絵がはっきり見えるようになりました。それから治療器を求め、ほとんど毎日光線照射を行いました。光線照射開始半年後には、3m先の柱時計の針が見えるようになりました。光線照射開始1年目には、結膜炎も起こらなくなり、眼にゴロゴロする不快感もなくなりました。光線療法に巡り会えたことに感謝しています。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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