歩行困難なほどの膝痛が光線療法で改善した

 東京都/59歳・女性・デパート勤務

 私は59歳の女性です。長年デパートの販売員をしていますが、一日中ほとんど立ち仕事が普通でした。

 昨年、冬の寒い朝、起床したところ左膝の激しい痛みで歩けなくなりました。いままでも、膝の痛みはありましたが、こんな激痛は初めてで、びっくりしました。

 家族に病院に連れて行ってもらい、検査の結果、「膝の軟骨がずいぶん減っていて老化現象が激しい」と医師に言われました。痛み止めの外用薬と内服薬が出ましたが、あまり効果がなく、うずくような痛みと、引き連れるような痛みで、毎日眠れず悩んでいました。とくに、痛みで階段の昇降がつらく、手すりを使う状態でした。椅子の立ち座りや膝の曲げもつらくなり、平らな道でも足を引きずり、途中休みながらやっと歩く状態でした。

 以前、胆石のときに助けられた光線療法に賭けてみるより仕方がないと思いました。そこで貴所(光線研究所付属診療所)を受診し、次のような指導をいただきました。

 治療用カーボンは3001-4008番を使用して、両足裏部⑦・両膝部②・後大腿部㉚・腰部⑥・腹部⑤を集光器使用せず、左膝・後頭部③を1号集光器使用。照射時間は⑦②⑥は各10分間、左膝部は20~30分間、ほかの部位は各5分間です。

 以上の指示にしたがって、自宅で光線照射を始めました。また、足の筋力アップ運動するように、貴所(光線研究所付属診療所)でアドバイスされました。そこで、あまり効果のなかった病院の治療を中止し、光線療法だけに賭けました。

 貴所(光線研究所付属診療所)の指示どおり毎日照射し、とくに両足裏部⑦・両膝部②・左膝部は1日2回照射したところ、1週間後には左膝の痛みが少し軽くなってきました。

 少し自信がついたため、仕事の担当者に便宜をはかってもらい、座り仕事に復帰しました。その後、早く治したい一心で、朝出勤前1時間、帰宅後2時間と貴所(光線研究所付属診療所)指示より少し長めに光線照射を行いました。

 照射1ヵ月後、階段の下りもゆっくりなら手すりが不要になり、平らな道は普通に歩けるようになりました。

 照射2ヵ月後、左膝の痛みがまったくなくなり、階段の昇降も膝の曲げ伸ばしも問題なくなりました。貴所(光線研究所付属診療所)の先生に言われたとおり、左膝を中心にたっぷり光線療法を行ったことが、この夢のような回復につながったと思います。 

 また、膝をかばう姿勢で歩くための肩こりや腰痛も改善して、いまでは以前の販売の仕事に戻りました。体調も気分もよいので、販売成績も上がっています。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

整形外科系治療報告膝の痛み骨・関節の病気