光線療法で膝痛と下肢のむくみが改善した

 神奈川県/73歳・女性・主婦

 約4ヵ月前に歩行中、急に左膝が曲がりにくくなり、その1ヵ月後には左膝に痛みと水溜まりが現れて、正座ができなくなりました。左の膝をかばって歩いたせいか、右膝痛と腰痛も出てきました。杖を頼りにぎこちなく歩くため、徐々に腰が曲がってきました。仰向けで寝られなくなり、ベッドは横向きで休む状態でした。夜間のトイレに起きる際も、立ち上がるのに大変苦労をしました。

 整形外科の医師から「かなり変形をしています。老化でしかたないですね・・・・」と言われ、とくに手術の話はありませんでした。病院からは鎮痛薬が出ましたが、気休め程度で、このまま歩けなくなるのではないかと不安になりした。また、左足全体にむくみが出て、夕方には指で押すと痕がはっきり残るほどでした。

 こんなとき、日ごろお世話になっている近所の内科医の先生に、光線療法を勧められました。この先生は、ご自身の膝の水溜まりを光線療法でよくした経験をお持ちでした。

 早速、貴所(光線研究所付属診療所)を受診し、次のようなアドバイスをいただきました。

 治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部⑦・両足首部①・両膝部②・腰部⑥・左膝部を各10分間、腹部⑤・後頭部③を各5分間照射しました。⑦①②⑤⑥は集光器使用せず、左膝部・③は1号集光器使用。

 光線照射を受けたところ、帰路の足どりが軽く感じられました。よさそうなので、週2回しばらく通院することにしました。照射5回目、足のむくみはあまり変わらないものの、足が軽くなったため、杖がいらなくなりました。

 照射10回目、併発した腰痛は日中もほとんど気にならず、夜間も仰向けで寝られるようになり、トイレに起きる際も気にならなくなりました。このころには、右膝の痛みがすっかりなくなっていました。

 照射15回目、左膝の痛みはまだあるものの、膝をついてもそれほど痛まず、右膝と右足のむくみがほとんど改善しました。照射20回目、左膝はさらによくなり、正座もできるようになり、左足のむくみもほとんどなくなりました。

 照射30回目、腰が曲がり背が小さくなっていましたが、友人たちから「少し背が伸びてきているよ」と言われました。長時間歩けるようになり、若返ったようでびっくりしています。膝も腰もすっかりよくなり、毎日楽しくあちこちで歩いています。

(財)光線研究所「可視総合光線療法・治療報告と症例集」黒田一明著

馬込沢うえだ鍼灸院

kiichiro2
  • 船橋市馬込沢で鍼灸院・光線療法院をやってます。
    慢性疾患をよくするためには、
    自己のもつ治癒力を高めることが非常に重要です。
    このブログでは主に光線療法について、
    日光を浴びることの重要性について綴っていきます。

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